一般社団法人Pパレ共同使用会とは

会の目的

Pパレ共同使用会では、加盟社のビール9型プラスチックパレット(略称:Pパレ)の適切な管理と、Pパレの共同利用促進に向けて取り組んでまいりました。
しかしながら、Pパレの未回収・流出は継続的に発生し、近年増加傾向となっています。2012 年年間では約33万枚もの未回収・流出が発生しました。
そこで、2013年3月に「一般社団法人Pパレ共同使用会」を設立し、組織の強化を図るとともに、社会的な信頼も高めるよう活動しています。
また、2014 年6 月に、パレットの流通経路を確実に把握するため、「Pパレ共同使用会共通受払いシステム」および「Pパレ共同使用会指定伝票」を導入しました。
これからも様々な活動を通じて、加盟各社がお得意先様や物流業者様と一緒にパレットを管理し、パレット回収100%に向けて取り組み、物流の効率化と環境負荷の軽減を図ってまいります。

事業内容

  1. 会員からのPパレの維持管理業務の受託
  2. Pパレの共同利用に関する準則の策定及び整備
  3. 会員によるPパレ投入実績の把握及び投入枚数の決定
  4. Pパレの利用状況の把握
  5. Pパレの不正利用者からの回収
  6. Pパレの適正な利用を図るための啓発活動
  7. 物流合理化のための情報の収集及び研修会の実施

会員について

一般社団法人Pパレ共同使用会は、会員・特別会員・準会員で構成されます。

構成員

位置付け

入会資格・経費

構成員/位置付け/入会資格・経費

会員(正会員)

一般社団法人の法律上の社員

  1. 準会員期間3年を経て理事会で承認後、会員になる
  2. 入会金支払い
  3. 毎年の年会費支払いと投入義務枚数の追加投入

特別会員

会員(準会員)のグループ企業

特別会員の費用負担やパレット投入については、会員である代表会社が責任を持つ

準会員

会員になる前の審査期間

  1. 原則、国内の酒類・飲料の製造・販売社であること
  2. 毎年のパレット協力金(10円/出荷枚数)と年会費の支払い
  3. 3年以内にPパレ必要数を投入すること
    ⅰ)準会員入会後の1年間の出荷実績から、会員になるための Pパレ投入枚数(年間出荷枚数÷パレット回転率)を算出 ⅱ)準会員の権利義務(パレットの出荷・回収・受払い管理や得意先 ・物流業者等へのパレット管理の指導等)の遂行と、ⅰ)で算出したPパレの投入を完了した後に会員になり、その際入会金を支払う
  4. 入会前のPパレ使用がある場合、3年以内に入会前使用数(在庫数)を返却すること

※新規の加盟を希望される場合は、準会員として入会いただくことになります。

法人概要

名 称

一般社団法人Pパレ共同使用会

所在地

〒104-0061 東京都中央区銀座1-16-7 銀座大栄ビル10F

設 立

2013年3月15日

TEL/FAX

TEL/03-3561-8340 FAX/03-3561-8380

アクセス

JR/東京駅 八重洲口より徒歩約15分 東京メトロ/銀座線 京橋駅1番出口より徒歩約5分
有楽町線 銀座一丁目駅10番・11番出口より
徒歩約4分
都営地下鉄/浅草線 宝町駅A3出口より徒歩約4分

沿革

1992年

ビール4社でPパレの共同使用・無選別回収(お得意先様からメーカーごとに選別することなく回収すること)を開始

1995年

ビール4社以外の酒類メーカーにも共同使用を拡大

2004年

任意団体 Pパレ共同使用会 設立

2013年

一般社団法人Pパレ共同使用会 設立

2014年

共通受払システムの導入

2019年

ビール4社によるPパレ共同回収を開始

役員(2024年3月現在)

代表理事

岸野 博行

常務理事

飯泉 泰一郎

理  事

植木 拓実(アサヒビール株式会社) 池本 禎之(キリンビール株式会社) 武冨 省治(サッポロビール株式会社) 平岩 妙恵子(サントリーロジスティクス株式会社) 上村 太郎(月桂冠株式会社) 岩下 暢孝(宝酒造株式会社) 堀内 憲一郎(霧島酒造株式会社) 南 利典(三和酒類株式会社) 中井 雅章(白鶴酒造株式会社) 島田 大輔(黄桜株式会社) 椙下 暢浩(ビール酒造組合) 荒木 智浩(ビール酒造組合) 佐野川 剛(ビール酒造組合) 増田 衛(ビール酒造組合)

監  事

甲斐 弘宣(ビール酒造組合)